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日刊 温暖化新聞|温暖化ニュース
2009年03月30日
米地質調査所、地下岩盤のCO2貯留能力評価方法を発表
(米国地質調査所より)
米国、ワシントンDC発─米国地質調査所は3月16日、地下の岩盤に液状二酸化炭素(CO2)を注入・隔離できる可能性を持つ地域を評価する方法を発表した。発表された評価方法では、何万年もCO2を貯留できる地下岩盤の孔隙容積の測定方法を詳細に記載している。
全世界で地層におけるCO2貯留能力がどの程度あるかは現時点でまだ不明だが、今回発表された評価方法で、全米各地に存在する含塩層と石油・ガス貯留層という2種類の地層について貯留能力の特性を明らかにできるようになる。
ケン・サラザール内務長官は「わが国は、炭素を大気中に排出せずに、回収して地下に貯留する方向へと向かうことができるし、そうすべきだ。今回発表された評価方法で、国内でこのような炭素隔離方法を実施するのに最適の場所を特定できるようになる。この評価方法の開発は地下にどの程度の量のCO2を貯留できるかを理解するための重要な一歩だ」と話した。
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米地質調査所、地下岩盤のCO2貯留能力評価方法を発表