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日刊 温暖化新聞|温暖化ニュース
2009年03月31日
モルディブ大統領、10年以内に世界初の炭素中立国化を宣言
(モルディブ大統領HPより)
モルディブのモハメド・ナシード大統領は3月16日、同国を世界初の炭素中立国にするとの意図を発表した。この発表は、気候変動を描いた新作映画「The Age of Stupid」の特別上映会後に行われた。この上映会には大統領はじめ、モハメド・ワヒード副大統領、閣僚、議会議員らも参加した。
大統領は、炭素関連ビジネスが将来的に拡大することを強調しながら、同業界でマイナスの影響を避ける唯一の方法は世界初の炭素中立国になることだと語った。さらに、その方向に変革していけばモルディブは繁栄するとし、変革を実現するために準備しなければならないと強く主張した。
同国政府は10年以内の炭素中立国化実現を計画しており、そのために気候やエネルギーの国際的専門家と協力して炭素中立化に向けたエコ計画を策定している。その計画の中心は、化石燃料から再生可能エネルギーの生産への大転換となっている。
同国はまた、世界で最も環境にやさしい国になることで、環境意識の高い観光客を多数誘致できると期待している。
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モルディブ大統領、10年以内に世界初の炭素中立国化を宣言