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日刊 温暖化新聞|温暖化ニュース

20090414

シェル、オイルサンド計画で温室効果ガス排出量削減同意を撤回

カテゴリー:エネルギー, 政治, 経済

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(ペンビナ研究所より)

カナダのペンビナ研究所の4月8日付けリリースによると、ロイヤル・ダッチ・シェルは、ジャックパイン(Jackpine)鉱山とムスケグ川鉱山拡張のオイルサンド計画での温室効果ガス汚染の大幅削減に関する契約を破棄した。オイルサンド環境連合(Oil Sands Environmental Coalition:OSEC)との公約は、アルバータ州とカナダの各政府が、それぞれ2004年と2006年の同計画を規制当局として承認することを決定した際に考慮したもの。

ペンビナ研究所のマーロ・レイノルズ常任理事(Executive Director)は、「私たちは、オイルサンド開発が環境に及ぼす影響に取り組むために、オイルサンド企業や政府などのステークホルダーと長い間、積極的に協力してきた。拘束力のある契約を破るというシェルの決定は、環境リーダーであるとの同社の主張に疑問を投げかけている。」と述べた。

これらの二つの計画の承認前に、シェルは2007年の温室効果ガスによる汚染削減の目標を「採掘から消費までの排出量削減が、最も有望な商業用の代替よりも多い」レベルに設定するという約束をした。こうした約束がなければ、これらの計画によるシェルの温室効果ガス排出量は、90万トン増加すると推定されており、これは、カナダの道路に20万台の車が増加する量に匹敵する。

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この記事のURL

http://daily-ondanka.es-inc.jp/news/2009/20090414_1.html
シェル、オイルサンド計画で温室効果ガス排出量削減同意を撤回

 
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