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日刊 温暖化新聞|温暖化ニュース
2009年04月16日
WWF 炭素管理に国際機関・大学と協力体制を構築
(世界自然保護基金より)
ワシントンDC発―世界自然保護基金(WWF)は4月1日、さまざまな地形における炭素量の測定、監視、管理について、ミシガン州立大学、国際アグロフォレストリー研究センター、国際森林研究センターと協力し合うことを発表した。
この協力体制は、地球環境ファシリティと国連環境計画(UNEP)によるカーボン・ベネフィッツ・プロジェクト(CBP:Carbon Benefits Project)の一環で、世界の中でも脆弱な場所に住む貧しい人々が炭素隔離の恩恵を受けるのに役立つという。
CBPは、地球上でも特に複雑な地形における炭素量を測定するという困難な問題にとって革新的な解決策といえるもので、これにより、最新の遠隔探知技術と分析、地上での測定、厳密な統計分析を融合したコスト効率のよい炭素量測定のしくみが提供される。
WWFの保全戦略と科学(Conservation Strategy and Science)部門のジネット・ヘムリー副代表は、「このプロジェクトのもと、農家や森林管理者などには、よりよく土地を保護し、生産力を向上し、気候変動に立ち向かうのを助けるやり方で作業を行うための一連の手段がもたらされるだろう」と語っている。
DSR指標= DSR指標とは?
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http://daily-ondanka.es-inc.jp/news/2009/20090416_1.html
WWF 炭素管理に国際機関・大学と協力体制を構築