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日刊 温暖化新聞|温暖化ニュース
2009年04月23日
香港、建物のエネルギー効率化に向けた支援制度を開始
(香港特別行政区政府より)
香港特別行政区は4月8日より、香港における建物のエネルギー効率化を進めるため、総額4億5,000万香港ドル規模の支援制度を開始した。環境保護基金(ECF:Environment and Conservation Fund)を活用し、1,600以上のプロジェクトに補助金を支給する予定。
香港では、エネルギー消費量のおよそ9割を建物が占めており、建物におけるエネルギー効率の改善は、温室効果ガス削減の有効な手段となる。同制度は、ビル所有者に対し、建物のエネルギー・炭素排出監査(energy-cum-carbon audits)とエネルギー効率化プロジェクトの実施を促すのがねらい。
エネルギー・炭素排出監査を実施することで、ビル所有者は、建物におけるエネルギー使用量の点検と温室効果ガス排出量の定量化が行えると同時に、エネルギー効率の向上と温室効果ガス削減の機会を特定できるようになる。
補助金の上限額は、1棟のみの申請の場合、エネルギー・炭素排出監査に対して15万香港ドル、エネルギー効率化プロジェクトに対して50万香港ドルまで。1棟以上の申請をする場合には上限はなく、承認された実費合計額の50%まで支払われる。
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http://daily-ondanka.es-inc.jp/news/2009/20090423_1.html
香港、建物のエネルギー効率化に向けた支援制度を開始