（英国運輸省より）

英国のビジネス・企業・規制改革省のピーター・マンデルソン大臣とジェフ・フーン運輸大臣は４月16日、運輸からの炭素排出量を大幅削減する今後５年間の政府計画を打ち出し、その中心的な取り組みとして、電気自動車の購入補助金制度を発表した。

この制度は、量産が見込まれる2011年以降の電気自動車やプラグイン型ハイブリッド車を対象に、2,000ポンドから5,000ポンドを補助金として購入者に支給するもの。消費者の購入意欲を高めるとともに、インフラ整備や関連技術開発、製造促進につながると見られる。

政府計画にはさらに、電気自動車の充電用ステーションなどの設置や、実証プロジェクトの拡大に向け2,000万ポンドを支出することも含まれている。実証プロジェクトでは、英国各地の200人以上のドライバーが最先端の車に乗り、より環境にやさしい車の普及に向けてのフィードバックを行う。

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