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日刊 温暖化新聞|温暖化ニュース
2009年04月30日
サンフランシスコ市、世界初のエコマップを作成
(サンフランシスコ市長HPより)
アースデイの4月22日、サンフランシスコ市のギャビン・ニューサム市長は、世界初のエコマップを作成したと発表した。これは、市民の温暖化対策の取組みを、インターネット上に表示するシステムで、環境への責任ある選択を市民に促すもの。郵便番号別に運輸・エネルギー・廃棄物部門の炭素排出量を表示し、地区同士でカーボン・フットプリントの削減を競い合う。
インターネット上の画像を見ることで、市民は自分の地区における、運輸・エネルギー・廃棄物部門の温室効果ガス排出量を知ることができる。この情報は、市民が気候変動対策として、代替燃料車の所有やリサイクル、家庭でのエネルギー使用量の削減などを検討し、具体的な行動を起こすきっかけとなる。
また、現状を変えるために必要な努力、それに伴う費用と金銭的利益、その行動が環境に与える影響など、鍵となるいくつかの要素を視覚でとらえることで、市民はそれぞれの選択をすることができる。さらに、ソーシャルネットワーキングサイトを活用し、温暖化対策に関する情報を他の人と共有することもできる。
エコマップは、サンフランシスコ市とネットワーク機器大手のシスコシステムズとの共同研究によるパイロット事業で、2009年5月末まで利用できる。同社は引き続き、同様のエコマップを全世界の都市に向けて開発する予定。
DSR指標= DSR指標とは?
http://daily-ondanka.es-inc.jp/news/2009/20090430_1.html
サンフランシスコ市、世界初のエコマップを作成