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日刊 温暖化新聞|温暖化ニュース
2009年05月07日
欧州委員会:気候変動とエネルギーに関する包括法案の正式採択を歓迎
カテゴリー:エネルギー, 技術, 政治, 法律, 経済, 運輸
(欧州連合より)
欧州委員会は4月23日、気候変動とエネルギーに関する包括法案と関連法案の正式採択を歓迎した。これらの内容は2008年12月に合意されたもので、法的拘束力を持つ2020年までの目標として、温室効果ガスを1990年比で少なくとも20%削減する、再生可能エネルギーの割合を20%に上げる、エネルギー効率を20%向上させることを掲げている。
この包括法案は下記の4つ法令から成る:
・ 欧州排出量取引制度(EU ETS)の改定に関する指令(Directive)
・ EU ETS対象外の部門の排出量削減国別目標を設定した決定(Decision)
・ 再生可能エネルギー利用の国別目標を設定した指令
・ 炭素回収・貯留技術利用の法的枠組みに関する指令
さらに、下記の2つの法令により補完される:
・ 新車からの二酸化炭素排出量削減を義務付ける規則(Regulation)
・ 燃料生産過程での排出量削減のために改定される燃料品質指令
次のステップとして、これら6件の内容は官報に掲載され、その20日後に効力を発する。
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http://daily-ondanka.es-inc.jp/news/2009/20090507_1.html
欧州委員会:気候変動とエネルギーに関する包括法案の正式採択を歓迎