（メリーランド州より）

米国メリーランド州、アナポリス発―米国メリーランド州のマーチン・オマーリ州知事は５月７日、トーマス・V・マイク・ミラー・ジュニア上院議長、マイケル・Ｅ・ブッシュ下院議長とともに、同州の環境と天然資源を保護し、持続可能な成長を促進するための法案に署名した。またオマーリ知事は、州経済の主力である州内労働者をより保護し、権利を与えるための法案にも署名した。

オマーリ知事は、「厳しい経済下ではあるが、州民を最優先するという約束は揺らいでいない。州政府は、州民の健康を守り、メリーランド州の将来世代のために、より持続可能な環境を築くための行動を起こし、州に暮らす住民を第一に考える」とし、「今回の法律制定で、メリーランドは、環境の取組みと州の発展のための持続可能な方法において国をリードした」と述べた。

今回承認された、"Smart, Green and Growing" と銘打つ法案には、2020年までに温室効果ガス25％削減、石炭燃焼による石炭灰の規制強化と有効利用、汚水処理システムからの窒素汚染軽減、自動車に使われる水銀スイッチのリサイクルなどが含まれている。

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