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日刊 温暖化新聞|温暖化ニュース
2009年05月29日
カナダ クリーンエネルギー技術に10億ドルの投資
(カナダ政府より)
カナダ、アルバータ州エドモントン発―カナダ政府は5月19日、10億ドルのクリーンエネルギー基金(Clean Energy Fund)を開設したことを発表した。これにより、カナダはクリーンエネルギー技術の発展と向上にさらなるリーダーシップを発揮することになる。
天然資源省のリサ・レイト大臣は、「クリーンエネルギー基金に投資することで、カナダ政府は、将来世代のために環境を守るための新たな技術を促進している」とし、「この基金は、長期的なエネルギー安全保障を守るだけでなく、質の高い雇用をさらに刺激してくれるだろう」と語った。
基金は、技術の開発と実証に8億5,000万ドルをつぎ込む。このうち6億5,000万ドルが大規模な二酸化炭素の回収・貯留技術(CCS)の実証実験に、2億ドルが再生可能エネルギー技術の小規模実証実験に充てられる。また、研究部門には1億5,000万ドルを充当し、再生可能でクリーンな次世代のエネルギーシステムから、水の使用や尾鉱といったオイルサンド産業が抱える環境面での課題に取り組むための新技術まで、幅広い技術の研究や実証実験を進める。
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http://daily-ondanka.es-inc.jp/news/2009/20090529_1.html
カナダ クリーンエネルギー技術に10億ドルの投資