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日刊 温暖化新聞|温暖化ニュース
2009年06月06日
2008年のクリーンエネルギー投資額 過去最高に
(国連より)
国連は6月3日、2008年に世界で新規発電事業に投資された2,500億ドルのうち、半分以上が再生可能エネルギー源に費やされたと発表した。
これは同日付の国連環境計画(UNEP)による報告書「持続可能なエネルギーへの投資の世界的動向2009」(Global Trends in Sustainable Energy Investment 2009)で明らかになったもの。それによると、2008年のクリーンエネルギーへの投資額は1,550億ドル。そのうち2/3以上が、地熱、風力、太陽光、バイオ燃料といった再生可能エネルギープロジェクトに、135億ドルが新技術の開発を促進している企業に投資された。この投資額は2004年の4倍で、それまでで最高だった2007年の記録も5%上回ったという。
国連環境計画のアヒム・シュタイナー事務局長は、「低炭素型エネルギーの投資は米国で2%落ち込み、欧州でもその成長は緩やかだった。今回明らかになった2008年の伸びは、主に新興経済国の成長によるものだ。中国は風力市場で世界2番目となり、太陽光発電では世界最大だ。オーストラリア、日本、ケニヤなどの国々では地熱発電も計画中である」と語っている。
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2008年のクリーンエネルギー投資額 過去最高に