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日刊 温暖化新聞|温暖化ニュース
2009年06月12日
アジア開発銀行、途上国の運輸部門に排出削減を求める
(アジア開発銀行より)
フィリピン、マニラ発―アジア開発銀行(ADB)は5月29日付リリースで、途上国の運輸部門に対して排出削減を求める宣言書に署名したことを伝えた。運輸部門の温室効果ガス排出は、依然先進国からの割合が大きいものの、途上国、特にアジア、における排出量は急速に増加している。
運輸関連のCO2排出量は、2005年から2030年までに57%増加することが予想されており、この増加分の約80%は途上国の運輸部門からの排出になるとみられる。運輸部門の温室効果ガス排出の大部分を占め、かつ予想される増加分のほぼすべてを占めるのは、自家用車とトラックからの排出である。
この宣言書は、気候変動と運輸の専門家が出席してイタリアのベッラージョで開催された会議の結果として作成されたもので、途上国の運輸部門が今後どうすれば温室効果ガスを削減していけるかを明確にしている。
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http://daily-ondanka.es-inc.jp/news/2009/20090612_1.html
アジア開発銀行、途上国の運輸部門に排出削減を求める