（国連環境計画より）

ケニア、ナイロビ発―国連環境計画（ＵＮＥＰ）は６月10日、「10億本植樹キャンペーン」（The Billion Tree Campaign）が40億本を達成したと発表した。 2009年末までに70億本を植えようという目標に近づく大きな一歩となった。

今回の「40億本」というマイルストーンは、エチオピアの植樹キャンペーンで2008年に新たに６億8,700万本が植えられたという同国農務省の確認を受けて明らかになった。全体的にみると、世界環境デーに世界中の人々が個人的に植樹活動に参加したことも今回の記録達成につながった。

30億本めは、国とＮＧＯと市民が一体となって2008年に３億本以上を植えたというトルコの環境森林省からの発表で確認された。ほかに10億本植樹キャンペーンに参加しているのは、１億8,100万本を植えた中国緑化基金会（China Green Foundation）、国の植林・森林再生キャンペーンで4,100万本以上を植えたペルー、国を挙げての運動で3,800万本以上を植えたルーマニア、100万本近くを植えたアルメニアの環境保護団体アルメニア・トゥリー・プロジェクト（Armenia Tree Project）、2009年の地域の日（Community Day）に20万本を植えたケニア商業銀行（Kenya Commercial Bank）などがある。

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