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日刊 温暖化新聞|温暖化ニュース
2009年06月14日
第3回世界大都市気候変動サミット、ソウルで開催
(国連人間居住計画より)
国連人間居住計画(UN-HABITAT)が6月2日付けで伝えたところによると、5月19日から21日の3日間、世界大都市気候先導グループ(C40)による首脳会議が韓国・ソウルで開催された。今回で3回目となる会議には、世界の40都市と17の加盟自治体から市長や企業経営者などが出席した。
会議では、クリントン元米大統領による基調講演が行われた。元大統領は、C40の加盟都市間で適切な対策を共有することが、温室効果ガスの排出削減につながると述べ、さらに、現在の経済危機においては、賢明に投資することが不可欠であると述べた。
国連人間居住計画のアンナ・ティバイジュカ事務局長は講演の中で、世界の都市化の進行とともに、気候変動が国際開発問題における最重要課題になってきたことは偶然ではない、と述べた。都市におけるエネルギー消費量は、世界全体の75%を占め、そのうちおよそ半分が、都市交通に使われる、化石燃料の燃焼エネルギーとなっている。
都市交通は、地球上で最も早いペースで増加している温室効果ガスの発生源である。「ほとんどの都市が都市交通を運営しており、この分野は唯一の重点課題といえる。この分野に都市の予算がうまく使われれば、継続的な気候変動緩和策に多大な貢献をする可能性がある」と、ティバイジュカ事務局長は述べた。
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第3回世界大都市気候変動サミット、ソウルで開催