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日刊 温暖化新聞|温暖化ニュース
2009年06月21日
研究報告:クリーンエネルギー経済が雇用の大幅拡大をもたらす
カテゴリー:社会
(ピュー慈善財団より)
ワシントンDC発―ピュー慈善団体は6月10日、1998年から2007年にかけての米国のクリーンエネルギー経済の雇用数が、全雇用の2.5倍の速さで増加したことを発表した。同団体が同日発表した報告書で明らかになったもの。
ピュー慈善財団は、データ駆動を用いてクリーンエネルギー経済を明確に定義し、50の州における実際の雇用数、企業、環境に優しい製品やサービスに対する市場需要に対するベンチャーキャピタル投資について確実な総計を出した。これは世界で初めての試み。
調査では、1998年から2007年にかけて、従来の雇用が3.7%の成長だったのに対し、米国で台頭しつつあるクリーンエネルギー経済の雇用は国全体で9.1%の成長だったことが明らかになった。州レベルでも同じパターンが見られ、38の州とコロンビア特別区におけるクリーンエネルギー経済の雇用成長は、ほかのすべての雇用成長よりも優れていた。また報告書は、この将来有望な分野が、消費者需要とベンチャーキャピタル投資の増加、国や州の政策改革によって、今後大幅に拡大する段階にあることも明らかにしている。
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http://daily-ondanka.es-inc.jp/news/2009/20090621_1.html
研究報告:クリーンエネルギー経済が雇用の大幅拡大をもたらす