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日刊 温暖化新聞|温暖化ニュース
2009年06月25日
WWF、「日本の排出量削減目標は少なすぎて、遅すぎる」
(世界自然保護基金より)
世界自然保護基金(WWF)は6月10付けのリリースで、日本の麻生首相が発表した中期目標は、とにかく十分ではなく、世界を大変な危険にさらすと指摘した。
日本政府は2020年までに温室効果ガスを2005年比で15%削減するという目標を発表したが、これは、国連交渉の基準年の1990年比でわずか8%、2008~2012年における京都議定書の目標よりもわずか2%の削減に相当する。
科学者によると、壊滅的な影響をもたらす危険なまでの気温上昇から世界を守るためには、工業国全体は2020年までに1990年比で25~40%排出量を削減する必要があると述べている。
5月に国際的な調査会社グリーンバーグ・クィンラン・ロズナーが行った調査によると、日本人の60%は25%削減といった、はるかに意欲的な目標に好意的だということが明らかになっている。
WWFは、「麻生首相は、25%削減など、さらに意欲的な目標に賛成する日本の市民の声に耳を傾けるべきだった」と述べている。
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WWF、「日本の排出量削減目標は少なすぎて、遅すぎる」