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日刊 温暖化新聞|温暖化ニュース
2009年07月01日
ドイツ銀行、世界初のリアルタイム・カーボンカウンター掲示板を稼働
(ドイツ銀行より)
米国、ニューヨーク発─ドイツ銀行の資産管理部門(DeAM)は6月18日、ニューヨーク市中心部の7番街33丁目のビルボードに設置した、科学的根拠のある世界初のリアルタイム・カーボンカウンターを稼働させた。
カーボンカウンターにリアルタイムで表示される数値は、大気中の長寿命温室効果ガスを二酸化炭素(CO2)に換算した量で、最新の入手可能な測定値に基づき、現在の数値を継続的に予測しているもの。基となる測定値は、マサチューセッツ工科大学(MIT)の科学者が開発した。現在、カーボンカウンターが示す大気中の長寿命温室効果ガスの数量は3兆6,400万トンで、毎月約20億トンずつ増加している。
DeAMのグローバル統括責任者で経営執行委員会メンバーであるケビン・パーカー氏は、「温室効果ガスは目に見えないので、急速に蓄積されていることを忘れがちになる。このようなデータを公に表示することで、各国政府と市場の両方を動かし、低炭素経済への迅速な移行に拍車がかかることを願っている」と話している。
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ドイツ銀行、世界初のリアルタイム・カーボンカウンター掲示板を稼働