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日刊 温暖化新聞|温暖化ニュース
2009年07月10日
中南米・カリブ海諸国の温暖化対策に協力:米国国立大気研究センター、米州開発銀行
(米国国立大気研究センターより)
米国、コロラド州ボールダー発―米国国立大気研究センター(NCAR)は6月25日、温暖化の影響に備える中南米・カリブ海諸国を支援するため、NCARと米州開発銀行(IDB)が協力して広範囲なプロジェクトを開始すると伝えた。
この地域は、ハリケーンや洪水、土砂崩れ、水不足、昆虫媒介性の病気などの脅威を受けやすい所であるが、温暖化による気温上昇やそれに伴う降雨パターンの変化により、状況はさらに悪化することが考えられる。
今後1年半の重点項目としては、(a)ハリケーンや豪雨のリスクを調査し、気候変動で悪化の恐れのあるその他の気候事象を明らかにする、(b)ペルー政府の気候変動影響評価を支援する、(c)現地の科学者にコンピュータモデルやその他の技術の使い方を指導する、などが含まれている。
NCARとIDBは、最初の成果を評価したうえで、追加のプロジェクトを決める場合もあるとしている。
DSR指標= DSR指標とは?
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http://daily-ondanka.es-inc.jp/news/2009/20090710_1.html
中南米・カリブ海諸国の温暖化対策に協力:米国国立大気研究センター、米州開発銀行