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日刊 温暖化新聞|温暖化ニュース
2009年07月23日
英国 バングラデシュの気候変動対策を支援する新計画を開始
(英国国際開発省より)
英国国際開発省は7月13日、バングラデシュの洪水の危険が高い地域に住む1,500万人を、気候変動の破壊的な悪影響から守るための大規模な行動計画を開始したと発表した。
海面が1メートル上昇すると、ロンドンのほぼ2倍の面積であるバングラデシュの1/5は消失する恐れがあるという。そうなれば、作物や家畜は失われ、病気が蔓延し、3,000万人が住む家を失う可能性がある。
今回の英国の計画は、より頻繁に発生する自然災害から人々の生命と生計を守り、人々が気候変動の影響に適応するのを助けるために実践的な支援を行うもので、7,500万ポンドを投じる。
具体的な行動計画として、家屋を地面から高いところに引き上げるほか、洪水や気候変動に強い作物種の導入、早期警報システムの設置、洪水の影響を受けた土手や道路の修復、何千もの多目的避難所設置、災害管理養成のためバングラデシュ政府に国際的専門家を派遣することなどが挙げられている。
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http://daily-ondanka.es-inc.jp/news/2009/20090723_1.html
英国 バングラデシュの気候変動対策を支援する新計画を開始