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日刊 温暖化新聞|温暖化ニュース
2009年07月24日
パチャウリ議長、「G8はIPCCの研究結果を無視」
カテゴリー:政治
(国連より)
国連の気候変動に関する政府間パネル(IPCC)のラジェンドラ・パチャウリ議長は7月20日、ニューヨークでの記者インタビューに対して、イタリアのラクイラで7月9日に開かれた主要経済フォーラム(MEF)で、世界の気温上昇を2℃以内に抑えなければならないと認識されたことは「大きな一歩」だったが、2015年までに排出量を頭打ちにしてそれ以降は速やかに減少させなければならないというIPCCの研究結果は無視されたと述べた。
また、パチャウリ議長は、MEFに参加した各国指導者たちが排出量を「大幅に削減」しなければならないと明言しながらも、削減の内容についてまだ議論していないとも指摘した。
パチャウリ議長は、「私たちの知識の格差は確実に緩和されている」と述べながら、世界各国が行動して、デンマークのコペンハーゲンで12月に開催される予定の気候変動に関する会議で、京都議定書に続く強力な協定についての交渉を完結させることの必要性を強調した。
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パチャウリ議長、「G8はIPCCの研究結果を無視」