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日刊 温暖化新聞|温暖化ニュース
2009年07月27日
ルクセンブルク大学 新世代型太陽電池を開発
(ルクセンブルク大学より)
ルクセンブルク大学の7月24日付けリリースによると、同大学の太陽光発電研究所は、化合物半導体で作られた薄膜太陽電池を初めて製造し、すでに12%の効率を達成している。
薄膜太陽電池は、次世代型太陽電池と見なされており、現在の太陽光発電装置よりも使用する材料や製造時に消費されるエネルギー量がはるかに少ないため、価格も大幅に低くなると期待されている。
世界各国の研究者が競い合って効率のよい薄膜太陽電池を開発している。今回、ルクセンブルク大学で作られた太陽電池は、銅、インジウム、ガリウム、セレンを原料とした半導体に基づいており、その製造工程も最高の性能になる見込みである。さらに、同大学の科学者チームは、コスト高のインジウムを含まず、低コストのガルバニック工程を採用した新しい安価な材質で別の太陽電池も製造している。この太陽電池は3.2%の効率を達成している。同じ新素材を使って類似の低コスト工程で作られた世界最良の太陽電池の効率は3.4%なので、達成された効率はすでに世界記録に近い。
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http://daily-ondanka.es-inc.jp/news/2009/20090727_1.html
ルクセンブルク大学 新世代型太陽電池を開発