（ＩＣＬＥＩ（イクレイ―持続可能性をめざす自治体協議会）より）

ＩＣＬＥＩ（イクレイ―持続可能性をめざす自治体協議会）は７月２日、世界の自治体における再生可能エネルギー政策をまとめた報告書を発行したことを伝えた。報告書は、「地域自然エネルギー政策・グローバル・ステータス・レポート（Local Global Status Report on Local Renewable Energy Policies)」で、イクレイと環境エネルギー政策研究所（ＩＳＥＰ、日本）が調査を行った。この報告書は、21世紀のための再生可能エネルギー政策ネットワーク（ＲＥＮ21）が発行する、再生可能エネルギーの現状をまとめた報告書（REN21 Renewables Glocal Status）を補足するものとなる。

今回の報告書は、 世界の160の都市や地方自治体の再生可能エネルギー政策を要約したもの。そのうち30都市については詳細に記述している。現在は加筆中で、2009年10月に東京で開かれる自治体の再生可能エネルギーについての国際会議に備え、第２版を準備するという。さらに、2009年12月開催の市長のためのコペンハーゲン気候サミット（Copenhagen Climate Summit for Mayors）に向けて第３版発行も目指している。

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