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日刊 温暖化新聞|温暖化ニュース
2009年08月15日
アイオワ大学、グリーン電力を活用した取り組みで全米上位にランクイン
(米国環境保護庁より)
米国、カンザス州カンザスシティ発ー米国環境保護庁(EPA)は7月27日、グリーン電力パートナーシップ制度に参加する組織のランキングで、アイオワ大学が上位20以内に入ったと発表した。同大学は、より多くのグリーン電力をオンサイトで発電するため、バイオマス燃料の使用や二酸化炭素排出量の削減、新しいエネルギー源の開発に取り組んでいる。
アイオワ大学は、ボイラーの燃料にオート麦の皮を利用した草分け的存在。2003年以降、近隣にあるクウェーカー・オーツ社のシーダーラピッズ工場と提携し、オート麦の皮を環境配慮型燃料として利用している。石炭を燃焼する代わりに、オート麦の皮を燃焼してエネルギーを生み出しているため、新たな二酸化炭素が発生しない。
また、同大学の発電施設は、熱電供給(CHP)プラントになっている。CHPは、一つの燃料源から電力と熱エネルギーを生み出すことができる、効率的でクリーンな、信頼度の高い技術。CHPシステムは、50%から70%の標準的な有効電気効率を達成できるうえ、従来型の大気汚染物質と二酸化炭素も削減できる。
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アイオワ大学、グリーン電力を活用した取り組みで全米上位にランクイン