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日刊 温暖化新聞|温暖化ニュース
2009年08月16日
豪政府、太平洋における気候適応支援の優先項目を新たに発表
カテゴリー:政治
(オーストラリア政府より)
オーストラリアのスティーブン・スミス外務大臣とペニー・ウォン気候変動・水資源担当大臣は8月6日、太平洋島嶼国が気候変動の喫緊課題に対応できるよう行う財政支援の優先項目を新たに発表した。
豪政府はすでに、国際気候変動適応イニシアチブ(International Climate Change Adaptation Initiative)として1億5,000万豪ドルの拠出を発表している。そのうち7,500万豪ドルについてはすでに太平洋気候変動科学プログラム(Pacific Climate Change Science Program)(2,000万豪ドル)や世界銀行の気候適応パイロット・プログラム(4,000万豪ドル)などにあてられており、今回は新たに5,000万豪ドルの配分が発表された。
そのうち2,500万豪ドルは、食糧問題に対応するための農業部門との協力、水供給および生活に必要なインフラの保護、沿岸地域と定住地の気候適応力強化に向けた沿岸地域管理の改善、災害対策・減災事業の支援など優先度の高い適応策関連項目にあてられる。
残りの2,500万豪ドルの内訳は下記の通り。
・1,200万豪ドル:太平洋適応戦略支援プログラム(Pacific Adaptation Strategy Assistance Program)
・600万豪ドル:水産資源の管理や農産物の多様性に関する適応策を実施する太平洋地域の団体への支援
・430万豪ドル:太平洋諸国における海面水位観測所の性能改善
・270万豪ドルを太平洋地域で適応策に取り組んでいるNGOとのパートナーシップ
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http://daily-ondanka.es-inc.jp/news/2009/20090816_1.html
豪政府、太平洋における気候適応支援の優先項目を新たに発表