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日刊 温暖化新聞|温暖化ニュース
2009年08月21日
オーストラリアとインドネシア、森林減少・劣化に由来する排出削減で協力
(オーストラリア政府より)
オーストラリア政府は8月10日、インドネシアと共に「森林減少・劣化に由来する温室効果ガス排出削減(REDD)」に関する共同提案を、ボンの国連気候変動交渉(8月10日~14日)に先駆け、7日に国連気候変動枠組み条約(UNFCCC)事務局へ提出したと発表した。
REDDに関して両国が共同提案を提出するのは、2008年のポズナニ会議に続いて2回目。今回提出された共同提案は、先進国と途上国による新たな協力モデルを示したことで新境地が開いたとされる、2008年の共同提案を土台にしている。今回の焦点は、REDDを機能させるために必要な技術的・組織的要件に絞っている。
オーストラリアは、早期からインドネシアによるREDDへの取り組みを積極的に支援しており、そのための衛星データの取得やインドネシア側の炭素測量能力の開発、インドネシア-オーストラリア森林炭素パートナーシップ(Indonesia-Australia Forest Carbon Partnership)」に基づいた排出量計算・報告などを行っている。
「今回の共同提案は、(12月の国連気候変動会議での)REDDに関する合意達成を両国が重視していることの表れ」とオーストラリア気候変動・水資源省のペニー・ウォン大臣は話している。
DSR指標= DSR指標とは?
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オーストラリアとインドネシア、森林減少・劣化に由来する排出削減で協力