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日刊 温暖化新聞|温暖化ニュース
2009年08月22日
オーストラリア最新研究報告:「行動を起こさなければ、炭素汚染が高まり続ける」
カテゴリー:社会
(オーストラリア気候変動・水資源担当大臣HPより)
オーストラリアのペニー・ウォン気候変動・水資源大臣は8月9日、炭素汚染削減制度(Carbon Pollution Reduction Scheme)を法律化しなければ、 オーストラリアの炭素汚染は高まり続けることを明らかにした最新報告書を発表した。
ウォン大臣は「(炭素汚染削減)制度が実施されなければ、排出量は2020年までに2000年の数値を20%上回ることが予想される」とし、「今から2020年までの間に、制度を実施しないために起こる炭素汚染の増加量は、国内の走行車数が排出する量の2倍以上に匹敵する」と述べた。
報告書によると、2020年までに炭素汚染を5%削減するために、オーストラリアは1億3,800万トンのCO2排出を回避しなければならない。これは2011年から2020年までの発電と運輸による炭素排出量の半分に相当する数字である。世界的な経済不況により、排出量は過去12カ月間で落ち込んでいるが、オーストラリアの排出量は、1998年9月から2009年3月まで毎年平均1.6%ずつ増加し続けているという。
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http://daily-ondanka.es-inc.jp/news/2009/20090822_1.html
オーストラリア最新研究報告:「行動を起こさなければ、炭素汚染が高まり続ける」