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日刊 温暖化新聞|温暖化ニュース
2009年08月24日
研究報告:気候変動から生物多様性を守る
(オーストラリア環境・水・遺産・芸術省より)
オーストラリアのピーター・ギャレット環境大臣とペニー・ウォン気候変動・水資源担当大臣は8月17日、「オーストラリアの生物多様性と気候変動:オーストラリアの生物多様性の気候変動に対する脆弱性に関する戦略的な評価(Australia’s Biodiversity and Climate Change: a strategic assessment of the vulnerability of Australia’s biodiversity to climate change)」と題する報告書を発表した。
報告書では、オーストラリアでしか確認されていない陸生哺乳類の約85%、顕花植物の91%、爬虫類とカエル類の90%という、高い割合の種が、気候変動によって危険にさらされる可能性があることが示されている。
ウォン担当大臣は、「象徴的な場所と独特な種を守るために、私たちは温室効果ガス排出量削減に取り組まなければならない。また、オーストラリアは、気候変動によってすでに生じている変化に適応しなければならない。」と指摘しながら、「温室効果ガス排出量を450ppm以下で安定化させることで国際的な同意が得られるならば、オーストラリアは2020年までに炭素による汚染を2000年比で25%削減するだろう」と述べた。
DSR指標= DSR指標とは?
http://daily-ondanka.es-inc.jp/news/2009/20090824_1.html
研究報告:気候変動から生物多様性を守る