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日刊 温暖化新聞|温暖化ニュース

20090917

研究報告:世界の大手企業、CO2削減には今の2倍の速さが必要

カテゴリー:気候, 社会

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(カーボン・ディスクロージャー・プロジェクトより)

カーボン・ディスクロージャー・プロジェクト(CDP)は8月24日、最新の研究結果に基づき、世界の大企業は二酸化炭素(CO2)の削減を現在の2倍の速さで進めなければならないと発表した。CDPは、企業に及ぶ気候変動影響への対応を目的とし、株主と企業の両者間において、適切な情報に基づいた永続的な関係づくりを促進しているNPO団体。

CDPの最新研究報告書(The Carbon Chasm)によれば、世界の大企業が現在打ち出している削減目標では、科学的に望ましいとされるレベルにまで温室効果ガス排出量を削減するのに、2089年までかかるという。危険な気候変動を回避するのには39年も遅い。

また、世界で最も持続可能な100社(Global 100)は現在、年間1.9%の削減に向けて進んでいるが、これは、先進国による排出量を2050年までに80%削減するのに必要な3.9%という数字を下回っていることが明らかになった。気候変動に関する政府間パネル(IPCC)によると、世界が危険な気候変動を回避するために、先進国経済は、2050年までに80~95%の温室効果ガスを削減しなければならないという。

DSR指標= R DSR指標とは?

この記事のURL

http://daily-ondanka.es-inc.jp/news/2009/20090917_1.html
研究報告:世界の大手企業、CO2削減には今の2倍の速さが必要

 
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