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日刊 温暖化新聞|温暖化ニュース
2009年09月18日
西アフリカで大洪水 60万人が被災
(国連より)
国連人道問題調整事務所(OCHA)は9月8日、西アフリカ一帯で大規模な洪水が発生し、60万人以上が被災していると報じた。6月から続いている大雨により、被害が最も深刻なシエラレオネ、セネガル、ブルキナファソ、ガーナ、ニジェールでは、160人近くが死亡したという。
モーリタニアからニジェールに至る地域では、道路や建物などのインフラが崩壊。ブルキナファソの首都、ワガドゥグーの病院は、医薬品や医療機材を失った。ニジェールの都市、アガデスでは、およそ400ha分の農作物と数百頭の家畜が豪雨で流された。国連世界食糧計画(WFP)は、これらの国に対し、緊急食糧支援を開始している。
同地域では、雨季になると集中豪雨が発生し、ほんの数時間で村が壊滅することもある。2007年にはおよそ300人が死亡し、80万人が被災した。「気候変動で自然災害は激しさを増し、西アフリカ地域では甚大な数の犠牲者が出ている」と、OCHAは指摘する。12月のコペンハーゲン会議に先立ち、西アフリカ諸国では、政府高官や専門家などによる会議が頻繁に開かれている。
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西アフリカで大洪水 60万人が被災