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日刊 温暖化新聞|温暖化ニュース
2009年09月20日
世界の放送事業者、気候変動の闘いで集結
カテゴリー:社会
(国連環境計画より)
フランス、パリ発─9月4日、5日にパリで、世界各国の放送事業者など約1,000人の放送関係者が集まり、「ユネスコ(国連教育科学文化機関)放送メディアと気候変動(UNESCO Broadcast Media and Climate Change)」会議が初めて開催された。
会議参加者は、気候変動に関連する放送事業者の役割について話し合い、人々の意見に影響を及ぼす立場にあるものとして極めて重要な役割を担っていることを認識し、放送業界としてカーボンフットプリント削減の数値目標を設定するよう強く求めた。
参加者はまた、「放送メディアと気候変動に関するパリ宣言(The Paris Declaration on Broadcast Media and Climate Change)」に合意。同合意では、地域間と国際間の協働を強化するとともに、気候変動で影響を受けながらも社会的に無視されている人々の声を伝える視聴覚コンテンツを制作・配信していくよう促している。
また合意では、気候変動の緊急性に対する一般市民の理解を高めることが悪影響を減らし、人間への被害を回避するために必要不可欠であると指摘。さらに、気候変動に関する適切な情報へのアクセスは人類の存続にとって極めて重要であり、気候変動対策で行動を起こすことには社会・経済・環境的に非常に大きなメリットがあると強調している。
DSR指標= DSR指標とは?
http://daily-ondanka.es-inc.jp/news/2009/20090920_1.html
世界の放送事業者、気候変動の闘いで集結