本文の先頭です。
日刊 温暖化新聞|温暖化ニュース
2009年09月22日
米大学、印刷や屋根への塗装が可能な太陽電池を開発中
(米国テキサス州立大学オースティン校より)
米国、テキサス州オースティン発-米国テキサス州立大学の8月24日付けリリースによると、ナノ粒子のインクを使うと、太陽電池を新聞紙のように印刷したり、太陽光を吸収するために建物の壁面や屋上に塗装したりすることが可能になるため、近い将来に太陽電池の生産コストが低くなるかもしれない。
テキサス州立大学オースティン校の化学エンジニアのブライアン・コーゲル氏は、太陽電池の標準的な製造プロセスの代わりに今回の技術を採用することで、価格を現在の10分の1に削減したいと願っている。真空チャンバー内にて気相で沈着される、今の標準的な方法は、高温処理が必要で、比較的高価でもある。
コーゲル氏は、「太陽電池と太陽光発電装置を広く普及させるためには、まさにこれが必要である。太陽はほぼ無限のエネルギー源だが、既存の太陽エネルギー活用技術は極めて高価で、化石燃料には太刀打ちできない。」と述べた。
コーゲル氏の研究チームは、発電効率が1%の試作品を開発しているが、コーゲル氏によると、商品化には約10%が必要である。
DSR指標= DSR指標とは?
この記事のURL
http://daily-ondanka.es-inc.jp/news/2009/20090922_1.html
米大学、印刷や屋根への塗装が可能な太陽電池を開発中