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日刊 温暖化新聞|温暖化ニュース
2009年10月02日
国連総会 「温暖化対策における森林の役割は、国連での優先議題」
カテゴリー:社会
(国連より)
9月29日付けの国連のリリースによると、同日開催された国連総会で、「温室効果ガスの削減における森林の重要な役割は、地球温暖化を食い止めるための国際合意達成に向けた国連会議での優先議題に値する」と明言された。
気候変動に関する政府間パネル(IPCC)によれば、温室効果ガス排出量の約20%は森林破壊や森林劣化から生じている。これは、世界中の車、トラック、船舶、飛行機による排出量をすべて合わせたものを上回るという。
パプア・ニューギニアのサミュエル・アバル外務貿易移民大臣は、「森林破壊は、『驚くべき』速さで続いている」とし、「世界では、年間、デンマーク、ノルウェー、ベルギーを合わせた面積に匹敵するおよそ1,300万ヘクタールもの森林が失われている」と強調した。
さらに同大臣は、森林資源を確保するためには、森林の破壊と劣化を防ぐ国連の取組み(UN Reduced Emissions from Deforestation and Forest Degradation (UN-REDD) initiative)を実行することが、いっそう緊急になると述べた。
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国連総会 「温暖化対策における森林の役割は、国連での優先議題」