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日刊 温暖化新聞|温暖化ニュース
2009年11月03日
米大学研究:「20世紀の温暖化は自然による変化ではない」
カテゴリー:生態系
(米国ニューヨーク州立大学バッファロー校より)
米国、ニューヨーク州発―米国ニューヨーク州立大学バッファロー校の地質学者たちは10月19日付けの学術誌「米国科学アカデミー紀要」で、気候変動が地球誕生後に幾度となく生じた単なる自然変動である可能性は低いことを示す研究結果を発表した。
同研究によると、北極の湖で堆積物を回収して調べたところ、過去の温暖化の出来事で見られるものとは異なることが明らかになった。また、この過去に例のない劇的な変化は、20世紀半ば以降に起きていると特定された。
同大学教養学部の地質学助教授のジェイソン・P・ブレイナー博士は、「20世紀半ばの堆積物は過去の温暖期の堆積物とさほど違いはないが、それ以降はかなり変わっている。しかも異例の変化である。」と述べた。
北極の他の氷河地域で堆積物を調べても分かるのは、せいぜい過去1万年間だが、この湖の堆積物には、過去20万年間の古気候に関する情報が含まれるため、珍しいと考えられている。
DSR指標= DSR指標とは?
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米大学研究:「20世紀の温暖化は自然による変化ではない」