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日刊 温暖化新聞|温暖化ニュース
2009年11月12日
スウェーデン環境大臣:「ほかの先進諸国もリーダーシップを示すべき」
(スウェーデン政府HPより)
スウェーデンのアンドレアス・カールグレン環境大臣は11月2日、バルセロナで開催された、国連気候変動枠組み条約第15回締約国会議(COP15)の作業部会に際しての会見で、「(EU以外の)ほかの先進諸国もリーダーシップを示すべき」だと述べた。
カールグレン大臣は、「コペンハーゲン会議まであと34日となり、欧州連合(EU)は包括的で野心的な合意を期待している。合意には、気候変動緩和策、適応策、財政、技術移転、優れた政治がすべて盛り込まれるべきだ」とし、「失敗という選択肢はない。EU以外の先進国もリーダーシップを明示し、野心的な排出量削減を約束するとともに、現段階での約束を強化すべきだ」と強調。「EUは京都議定書にしっかり取り組んでいる。われわれは義務を果たし、削減目標を達成する。そして、京都議定書を踏まえ、世界が結束して合意に達することを望む。すべての国が今すぐ行動を起こすべきだ」と述べた。
最近のEU環境相理事会とEUサミット(欧州理事会)で加盟各国が同意した目標は、2050年までに1990年比で80~95%の排出量を削減するというもの。EUはこのレベルに沿った長期削減目標を設置するよう、他の先進諸国に呼びかけている。
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スウェーデン環境大臣:「ほかの先進諸国もリーダーシップを示すべき」