本文の先頭です。
日刊 温暖化新聞|温暖化ニュース
2009年11月14日
「地球温暖化の証拠がある」と考える米国人が減少:調査結果
(ピュー・リサーチ・センターより)
米国の世論調査機関ピュー・リサーチ・センターは10月22日、地球温暖化に対する米国人の考え方を尋ねた調査結果を発表した。この調査は、全米の1,500人に対して2009年9月30日から10月4日にかけて電話により実施したもの。
「地球の平均気温が上昇している確かな証拠があると思うか?」という質問に対しは、57%が「ある」と答えているが、前回調査(2008年4月)の71%から大きく減少した。また、大多数(65%)の回答者は、温暖化を非常に深刻、または、ある程度深刻な問題とみているが、この数字も前回の73%から減少している。
しかしながら、企業の排出量に制限を設けて超過分を支払わせる政策に関しては、半数(50%)の回答者が賛成しており、反対の39%を上回った。さらに、コペンハーゲンでの国連気候変動会議を前に、過半数(56%)は、米国が他の国々と協調して気候変動対策の基準を作るべきだとし、32%は米国独自の基準を設定すべきだと答えた。
この調査では、支持政党による考え方の違いや、地域差についても詳しく分析している。
DSR指標= DSR指標とは?
この記事のURL
http://daily-ondanka.es-inc.jp/news/2009/20091114_1.html
「地球温暖化の証拠がある」と考える米国人が減少:調査結果