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日刊 温暖化新聞|温暖化ニュース
2009年11月21日
バルセロナ会議:全く誤った発言をしているが、正しいことをするチャンスは残されている
(世界自然保護基金より)
スペイン、バルセロナ発-2013年以降の気候変動枠組みについて議論していたバルセロナでの特別作業部会が、結論の出ないまま閉幕したのを受け、世界自然保護基金(WWF)は11月6日、コペンハーゲンでも野心的な合意は達成できると語った。
「政治家たちは、悲劇的な気温上昇から世界を救うために高い目標値を定めることよりも、達成できないと表明することに必死になっているようだ。彼らは全く誤った発言をしているが、正しいことをするチャンスは残されている。重要なのは時間ではなく、政治的な意思だ」と、WWFグローバル気候変動イニシアチブ・リーダーのキム・カーステンセン氏は語る。
いくつかの先進国は、12月のコペンハーゲン会議において、包括的かつ法的拘束力のある議定書を採択できるとは考えていない、と示唆している。しかし、コペンハーゲン会議が、各国はいかなる責任も負わないとの合意で終わるという発想は、あまりに無意味である、とカーステンセン氏は述べている。
さらに、「我々は、景気後退と選挙と自然災害に打ち勝つことのできる、気候変動条約が必要だ。これは、ロンドンや東京、ワシントンで、次の政権交代が起きた後には忘れ去られてしまう、単なる紙切れとは違うのだ」と語った。
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バルセロナ会議:全く誤った発言をしているが、正しいことをするチャンスは残されている