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日刊 温暖化新聞|温暖化ニュース
2009年11月29日
オーストラリア:「ゼロエミッション」を目指した研究所オープン
(豪州連邦科学産業研究機構より)
豪州連邦科学産業研究機構(CSIRO)は11月12日、ニューサウスウェールズ州ニューカッスルのCSIROエネルギーセンター内に、再生可能エネルギー総合研究所(Renewable Energy Integration Facility)を設立したと発表した。
研究所は、国の電力系統に、再生可能かつ低炭素型エネルギー源をより浸透させることができる送電網管理の新技術開発を目的とするほか、電力供給の確実性を高め、停電を減らす一助として、自動故障検知技術の開発にも取り組む。
設立式に出席したニューカッスルのシャロン・グリアソン下院議員は、「このプロジェクトは、CSIROエネルギーセンターにおける重要で価値ある新たな取組みだ。オーストラリアにとって、国の温室効果ガス排出量を減らす助けとなるだろう」と述べた。CSIROの科学者、デビッド・コーンフォース博士は、「100万ドルの研究施設が設立されたということは、エネルギー管理や送電網管理、計画に関するCSIROの能力が大きくアップしたということだ」と語っている。
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オーストラリア:「ゼロエミッション」を目指した研究所オープン