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日刊 温暖化新聞|温暖化ニュース

20091211

研究報告:予測を上回るスピードで進む気候変動

カテゴリー:気候, 科学

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(コペンハーゲン・ダイアグノーシスより)

気候変動に関する政府間パネル(IPCC)の報告書作成に携わった科学者たちが11月24日、地球の氷床が急速に解けており、海面水位の上昇は従来の予測を大幅に上回るとする研究報告を発表した。温室効果ガスの増加に伴い、IPCCの予測よりも速いスピードで地球温暖化が進行しているという。

報告書のタイトルは、「コペンハーゲン診断(The Copenhagen Diagnosis)」。26人の科学者が、2007年のIPCC第4次評価報告書の発表以降に明らかになった、気候変動に関する重要事項をまとめた。大幅な緩和策を講じなければ、地球の平均気温は2100年までに摂氏7度上昇する可能性があるとしている。

現在、グリーンランドと南極で氷床が大量に消失し、北極海で夏季の海氷面積が大幅に縮小していることが、衛星観測等のデータから明らかになっている。海面水位は、過去15年間で5cm以上上昇しており、2001年に発表されたIPCCの予測を約80%上回る。氷床と氷河の融解を考慮に入れると、世界の海面水位は2100年までに1~2m上昇する可能性があるという。

2008年の化石燃料に伴う二酸化炭素(CO2)排出量は、1990年比で40%増加。現在のままCO2の排出が続くと、世界は20年以内に、気温上昇を摂氏2度以下に抑えるための許容排出量を使い果たしてしまう。気候変動による最悪の影響を回避するためには、世界全体のCO2排出量を頭打ちにし、今後5年から10年で急激に削減する必要がある、と報告書は結論づけている。

DSR指標= S DSR指標とは?

この記事のURL

http://daily-ondanka.es-inc.jp/news/2009/20091211_1.html
研究報告:予測を上回るスピードで進む気候変動

 
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