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日刊 温暖化新聞|温暖化ニュース
2009年12月22日
極端な気象事象による災害、5,500万人に影響:2009年暫定データ
(国連国際防災戦略より)
デンマーク、コペンハーゲン発―2009年に起きた自然災害に関する暫定データ(2009年1月から11月まで)が12月14日、世界保健機関(WHO)の研究協力機関であるベルギーの災害疫学研究センター(CRED)により発表された。
これによると、極端な気象事象による災害は、自然災害全体(245件)のうち224件を占め、影響を受けた人々の数も5,800万のうちの5,500万人が気象に関連した災害によるものだった。また、経済的損害に関しても、総額190億ドルのうち150億ドルが気象関連の災害であった。
国連災害リスク低減事務次長補のMargareta Wahlstrom氏は、「2009年のデータは、これまでの年と比較して数字が低くなっており、好ましい結果といえる。しかしながら、極端な気象事象による災害は依然として自然災害の最大要因であり、今後も引き続き多くの人々に影響を与え続けることになるだろう」と述べた。
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http://daily-ondanka.es-inc.jp/news/2009/20091222_1.html
極端な気象事象による災害、5,500万人に影響:2009年暫定データ