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日刊 温暖化新聞|温暖化ニュース
2009年12月25日
風力発電だけで先進国の2020年までの削減目標の65%を達成可能
(世界風力エネルギー協会より)
デンマーク、コペンハーゲン発―世界風力エネルギー協会(GWEC)は12月14日、先進国(京都議定書の附属書I国)が示している2020年までの削減目標は、風力発電だけで最大65%達成できるとする試算を発表した。これは、コペンハーゲンでの気候変動会議を背景に、国連環境計画(UNEP)とGWECが共同記者会見で発表したもの。
GWECのスティーブ・ソーヤー事務局長は、「この試算で2つのことがわかる。まず、風力発電だけで、削減目標の非常に大きな部分をカバーできること。もう一つは、現在の削減目標が、いかに不十分で意欲に欠けるものかがわかる」と言う。そして、「効率化、森林減少の阻止、他の再生可能エネルギー技術なども大きな効果がある。もっと多くの削減ができるし、やらなくてはならない」と語る。
同事務局長は、風力発電部門は2020年までに合計100億トンの二酸化炭素削減に貢献できるとし、「先進国は削減目標を見直し、削減幅を大きく引き上げるべきだ」と述べた。
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風力発電だけで先進国の2020年までの削減目標の65%を達成可能