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日刊 温暖化新聞|温暖化ニュース
2009年12月26日
欧州環境庁とUNEP、宇宙から見た温暖化の影響を示す欧州の地図帳を発表
(国連環境計画より)
デンマーク、コペンハーゲン発―欧州環境庁(EEA)と国連環境計画(UNEP)は12月13日、欧州の気候と経済における地球温暖化の重大性とそれがもたらした変化を衛星画像で鮮明に示す、新しい地図帳を発表した。この地図帳は、地域社会のイニシアチブのおかげで環境に好ましい変化がおきたことを示す重要な機会でもある。
分析の対象となった15ヶ所の一つは、グルジア東部のDedoplistskaro。共産主義時代後に以前はあった防風林が破壊されたことを部分的な要因として、農地が乾燥し、地域的な変化(過去数十年間の気温上昇と降雨量減少)も重なったのである。現在、防風林を修復するために苗木が再び植えられ、農業手法も改善されている。景観の変化は、約20年離れて撮影された一組の画像によって見ることができる(1986年と2009年)。
UNEPのアヒム・シュタイナー事務局長は、新しい地図帳について、「書類の山を積み上げても決して実現できないような議論の骨組みを作ることで、各国政府間で熟考、方針転換、行動を引き起こすだろう」と述べた。
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http://daily-ondanka.es-inc.jp/news/2009/20091226_1.html
欧州環境庁とUNEP、宇宙から見た温暖化の影響を示す欧州の地図帳を発表