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日刊 温暖化新聞|温暖化ニュース
2009年12月31日
国連環境計画:気候変動協定 2010年メキシコでの合意をめざす
(国連環境計画より)
米国、ニューヨーク州ニューヨーク発―国連環境計画(UNEP)は12月22日、コペンハーゲンで開催された気候変動会議の結果について、大半の国が満足していない中、国連総会のアリ・トレキ議長が、「世界を救うための」拘束力のある合意に向けて「誠に順調な進歩だった」と述べたと発表した。前日の21日、2009年最後の記者会見で述べたもので、議長は、メキシコでの2010年の会合で合意に達するよう、引き続き国連がリードしていくことを強調した。
会見の中で議長は、各国の温室効果ガス排出量の中長期の制限が設定されなかったコペンハーゲン会議について、「慎重に対応されていない国があるという不満の声があり、民主的ではなかったと考える国もある。また、国連の手には負えなくなったと考える団体もある」としながらも、「会議の結果は非常に建設的なものだ」と述べた。
議長は、コペンハーゲン会議で具体的な拘束力のある解決法が生まれるのを期待していなかったわけではないものの、「結果として、ある程度の合意に達したことは順調な進歩だったと思う。私たちは今後、それを追求していかなければならない」と続けた。さらに、国連は今後もリードを取り続け、2010年のメキシコでの気候サミットを確実に行うと宣言。「コペンハーゲンで始まったことをやり終える」と強調した。
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http://daily-ondanka.es-inc.jp/news/2009/20091231_1.html
国連環境計画:気候変動協定 2010年メキシコでの合意をめざす