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日刊 温暖化新聞|温暖化ニュース
2010年01月02日
あなたの地域の温室効果ガス排出量と排出源は?--画像表示ツール開発
(欧州委員会共同研究センターより)
ベルギー、ブリュッセル発―欧州委員会の共同研究センター(JRC)は2009年12月16日、人間活動に伴う世界の温室効果ガス(GHG)排出量を、高解像度のデジタル画像で表示するツールを開発したと伝えた。これは、JRCの研究とグーグル・アースを利用したもので、世界のGHG排出量の分布を地域レベルで視覚化できる。
表示する1区画のサイズは約10 Km四方で、パリの中心部にほぼ相等する広さとなっている。使用データは、JRCとオランダ環境評価機関(PBL)による大気研究用排出量ベーターベース(Emission Database for Global Research:EDGAR)、及びEDGARの2009年5月発表データ(EDGAR v4.0)。
単に都市名を入力するだけで、1970年から2005年までのGHG排出量がビジュアル表示され、また、2005年時点での主な排出源(産業、運輸、家庭での燃料消費や廃棄物、農業)も特定できる。さらに、地球全体や国ごとの排出量分布や、世界の排出量の経年変化も見ることができる。
DSR指標= DSR指標とは?
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あなたの地域の温室効果ガス排出量と排出源は?--画像表示ツール開発