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日刊 温暖化新聞|温暖化ニュース

20100111

モンスーンの降水量が灌漑農業で減少

カテゴリー:気候

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(パデュー大学より)

米国、インディアナ州ウェストラファイエット発―米国のパデュー大学は2009年12月15日、人為的な地表の変化が、インドのモンスーンの雨に影響を及ぼしていることを発表した。同大学のデヴ・ニヨギ准教授が明らかにしたもので、土地利用の決定が気候変動に大きく関与していることを示唆している。

農学と地球大気科学を専門とする同氏は、「農業拡大のために灌漑を行っているインド北部の農村部では、ここ50年にわたり、モンスーンの降水量が減少し続けている」と話す。同時に、かなり都市化が進んだ地域では、かなりの降水量増加が見られているという。

ニヨギ氏は、1951年までさかのぼり、50年以上に及ぶインド国内1,803地点の降雨データを使用。異なる地域におけるモンスーンの年平均降水量を確定した。それによると、インド北西部の平均降水量が、過去50年間に比べて35~40%減少したことが明らかになった。

また土壌水分の分析では、同地域で、モンスーンの雨が降る前の土壌水分が、過去30年間と比べ、ここ数年で300%多くなったことも判明。これは、地下水を利用した灌漑農業に起因している。地表の水分が多くなると、冷却作用によりモンスーンがインド北部に進行するのに必要な低気圧の力が弱まる。

同氏は、「モンスーンを促進するには、暖かく乾いた地表が必要。灌漑農業の増大により、モンスーンが十分に北部まで到達できなくなっている」と話している。

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この記事のURL

http://daily-ondanka.es-inc.jp/news/2010/20100111_1.html
モンスーンの降水量が灌漑農業で減少

 
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