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日刊 温暖化新聞|温暖化ニュース
2010年01月15日
英国、世界最大の洋上風力発電開発プロジェクトに乗り出す
(英国 エネルギー・気候変動省より)
英国の沿岸海域を所有するクラウンエステート(*)は1月8日、風力エネルギーで世界最大の開発となる洋上風力発電事業を英国沿岸の9地域で実施するための認可を参加企業に対して与えた。ラウンド3となる今回の発表では、これまでのラウンド1と2の8ギガワットに加えて、さらに32ギガワットの発電容量が見込まれている。
32ギガワットは、英国の家庭部門全体にほぼ電力供給できる量であり、6,400基の風力タービンが設置されることになる。2020年までに、英国の洋上風力発電産業全体への投資は750億ボンドに達する可能性があり、最大7万人の雇用を支えるとみられる。
ブラウン首相は、「洋上風力発電を支援する我が国の政策により、英国はすでに世界のどの国よりも先を進んでいる」と述べ、さらに、「洋上風力発電産業は、英国が低炭素経済にシフトするための中心的な役割を果たすものだ」と語った。
(*) クラウンエステートについては、下記の参考資料(2)を参照のこと。
DSR指標= DSR指標とは?
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http://daily-ondanka.es-inc.jp/news/2010/20100115_1.html
英国、世界最大の洋上風力発電開発プロジェクトに乗り出す