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日刊 温暖化新聞|温暖化ニュース
2010年01月21日
ウィスコンシン州知事 グリーン経済を加速する計画を発表
(ウィスコンシン州知事HPより)
米国、ウィスコンシン州マディソン発―米国ウィスコンシン州のジム・ドイル知事は1月7日、同州のグリーン経済と雇用創出を加速させる画期的な一括法案、「クリーンエネルギー雇用法案(Clean Energy Jobs Act)」を発表した。
「気候変動への取組みは、環境上の課題であるだけではなく、グリーン雇用の創出にもつながる」とドイル知事は話す。同法案は、知事の温暖化作業部会(Global Warming Task Force)での提案を実施するもので、主要な対策を通して、気候変動への取組みと、州のグリーン経済の成長を促進するのがねらい。
主要な対策として挙げられているのは、「再生可能エネルギー利用割合基準(RPS制度:renewable portfolio standards)の拡大」と、「エネルギー効率向上と省エネの取組みの拡大」の2つ。RPS制度は、現在10%のところ、2020年には20%、2025年には25%に引き上げる予定。省電力については、州全体での目標を設定し、2015年までに最大2%の削減を図る。
包括的な経済分析によると、この法案により、同州には2025年までに少なくとも15,000のグリーン雇用が創出されることが明らかになった。最初の年だけで1,800以上の雇用が生まれるという。また、建設分野では、2011年から2025年までの各年に800から1,800の雇用が創出されていく見込み。法案が本格的に施行されれば、製造業にも2,000以上の雇用が創出されるという。
DSR指標= DSR指標とは?
http://daily-ondanka.es-inc.jp/news/2010/20100121_1.html
ウィスコンシン州知事 グリーン経済を加速する計画を発表