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日刊 温暖化新聞|温暖化ニュース
2010年02月05日
55カ国が排出量削減の中期目標を提出--国連気候変動枠組み条約
カテゴリー:政治
(国連気候変動枠組み条約事務局より)
ドイツ、ボン発―国連気候変動枠組み条約(UNFCCC)事務局は2月1日、コペンハーゲンでの気候変動会議の合意に基づき、55カ国から温室効果ガス排出量の削減、抑制に関する2020年までの中期目標の提出を受けたと発表した。これらの国々のエネルギー使用による温室効果ガス排出量は、世界全体の78%を占める。
中期目標の提出国には、日本(1990年比25%)、欧州連合(1990年比20-30%)、米国(2005年比17%)、中国(GDP当たり2005年比40-45%)、インド(GDP当たり2005年比20-25%)などが含まれている。UNFCCCのイヴォ・デ・ブア事務局長は、「このような公約は、成功に向けて交渉を前進させようとする明確な意思表示だ」と述べた。
次回の公式会合は、2010年5月末にドイツのボンで開かれる。また、UNFCCC事務局は、今後も引き続き目標提出国のリストをウェブサイトで更新していく予定。
(注)提出された中期目標については、下記の参考資料を参照した。
DSR指標= DSR指標とは?
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http://daily-ondanka.es-inc.jp/news/2010/20100205_1.html
55カ国が排出量削減の中期目標を提出--国連気候変動枠組み条約