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日刊 温暖化新聞|温暖化ニュース
2010年02月09日
2010年環境パフォーマンス指数--米国と中国のランク下がる
(コロンビア大学地球研究所より)
米国のエール大学とコロンビア大学の地球研究所がまとめた「2010年環境パフォーマンス指数(EPI)」が1月27日、スイスのダボスで開催の世界経済会議において発表された。これは、163の国を対象に、環境衛生、大気の質、水資源管理、生物多様性・生息環境、林業、漁業、農業、気候変動など10カテゴリーの25指標について評価し、ランク付けしたもの。
EPIは1年おきに発表され、今回が3回目となる。2010年のEPIでは、アイスランドが1位となり、2位以下はスイス、コスタリカ、スウェーデン、ノルウェーが続いた。前回の2008年調査と比較すると、米国は39位から61位に低下、中国も105位から121位に下がった。
米国は、安全な飲料水の供給や森林の持続可能性など高い評価を得た項目もあったが、温室効果ガス排出や大気汚染関連などでは評価が低く、英国(14位)、ドイツ(17位)、日本(20位)など他の先進国に遅れをとっている。なお、今回のEPIは2009年以前のデータに基づいているので、最近のオバマ政権の政策活動は数値に反映されていない。
DSR指標= DSR指標とは?
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2010年環境パフォーマンス指数--米国と中国のランク下がる