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日刊 温暖化新聞|温暖化ニュース
2010年02月13日
2009年世界の風力発電:中国は5年連続で前年の2倍に
(世界風力エネルギー協会より)
ベルギー、ブリュッセル発―世界風力エネルギー協会(GWEC)は2月3日、世界の風力発電に関する2009年のデータを発表した。それによると、世界全体の風力発電容量は2009年に31%増加して、総設備容量は157.9ギガワット(GW)に達した。
アジア、北米、欧州が、引き続きこの大きな成長を牽引している。2009年に最も増加したのは中国で、2008年時点の12.1GWから、2009年末には25.1GWとなり、5年連続で前年の2倍となった。インド、日本、韓国などの新規設置容量を合わせると、2009年に最も増加した地域はアジアであった。
一方、国別の総設備容量においては、米国が引き続き単独トップに立っている。2009年の初め、一部のアナリストの予想では、米国の風力発電開発は大きく落ち込むと見られていたが、風力エネルギーに重点を置いた米国経済再生法が夏に施行されたことから流れが変わった。
GWECのスティーブ・ソーヤー事務局長は、「金融危機や経済不況にもかかわらず風力発電の成長が続いているのは、クリーンで、信頼性が高く、短期間に設置できるという、この技術が持つ本質的な魅力を証明するものだ」と語っている。
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2009年世界の風力発電:中国は5年連続で前年の2倍に