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日刊 温暖化新聞|温暖化ニュース
2010年02月23日
英航空会社、廃棄バイオマスを使ったバイオ燃料工場を建設
(ブリティッシュ・エアウェイズより)
英国の航空会社ブリティッシュ・エアウェイズ(BA)は2月15日、米国に拠点を置くバイオエネルギー会社ソレナ・グループ(Solena Group Inc.)と提携し、廃棄バイオマスから航空機燃料を生産する工場を建設すると発表した。BAは2014年から同社の航空機燃料の一部として使用する予定。
ロンドン東部に建設されるとみられるこの工場は、これまで埋め立てられていた年間50万トンの廃棄物から、1,600万ガロン(約6,056万リットル)のジェット燃料を生産する。高温ガス化技術により廃棄バイオマスから合成ガスをつくり、それをバイオジェット燃料とバイオナフサに変換する。
バイオ燃料により二酸化炭素排出が削減されるとともに、埋立て地の廃棄物を減らすことで、強力な温室効果ガスであるメタンの発生を減らす効果もある。さらに、この工場は、最大1,200人の雇用を創出することが見込まれ、埋め立て地にかかる費用も軽減できる。
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英航空会社、廃棄バイオマスを使ったバイオ燃料工場を建設